紡績出荷時の放射能測定結果と出荷判断について

2012.05.24

大正紡績で製造された綿糸に対する放射線測定結果をご報告します。

検査機関:東北大学 理学部 物理学科 原子核物理研究室
試料採取日:平成24年4月10日
測定場所:宮城県仙台市

試料測定機器:ゲルマニウム半導体検出器

収穫された東北コットン綿は、海外から輸入された綿と混ぜて紡績され、糸となります。
混率と太さが違う4種類の糸について、検査いたしました。

ポロシャツ用 太さ 20/1 うち東北コットン綿 混率 5%
デニム用 太さ 10/1 うち東北コットン綿 混率 15.8%
タオル用 太さ 40/1 うち東北コットン綿 混率 2%
ストール用 太さ 100/1 うち東北コットン綿 混率 2%

糸に関して、いずれもセシウム134/137は検出限界値(12Bq)を下回り、検出できませんでした。
従って、製造された糸の出荷について問題ないと判断しました。

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